CRI LiveAct®︎

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左から、オークネット社 Acting General Manager 関根様、JBTV社 統括マネージャー 山村様、JBTV社 エンジニア 島様、CRI・ミドルウェア 佐々木

CRI LiveAct® 導入事例インタビュー会員店様から出品される中古車の情報を効果的に伝えるための「全天球VR」

株式会社オークネットと JBTV株式会社のみなさま

株式会社オークネット様は、1985年の創業から今日まで、中古車やバイク、ブランド品などのオークション流通を支援してきました。そんな同社は、中古車オークションに出品する車両の価値を上げ、簡単に出品できる車両置場として「VUC(バリューアップセンター)」を全国7か所に展開。VUCでは、オークションに出品されている中古車をサイト上で検索し、写真で確認することができます。

オークネットでは、「VUCに出品されている中古車の状態を、より快適かつ効果的にご覧頂きたい」という想いから、ブラウザ向けWeb動画ミドルウェア「CRI LiveAct」を2019年9月から導入いただきました。以下では、オークネット四輪事業本部 流通営業部の関根様と、JBTV株式会社BPO・ICT事業部の山村様※に、CRI・ミドルウェアの佐々木がCRI LiveActを導入したきっかけや、その効果などについて伺います。

※ JBTV株式会社は、オークネットグループのシステム会社です。CRI LiveAct は、JBTVが想定環境での実証実験を行い、オークネットに導入されました。

社員が工夫しあい出品車を撮影 買い手にアプローチ

VUCでは、どのような動画コンテンツを公開していますか?

関根様:

VUCは、全国の会員店様から出品された中古車を、お預かりして出品に必要な業務を代行するオークネット出品専用ヤードです。「オークションに出品したいけど、置き場所がない……」という方のニーズに応えるため、現在宮城・千葉(佐倉市、袖ケ浦市)・岐阜・愛知・大阪・福岡の全国7ヶ所に拠点を置いています。

出品されている中古車は、サイト上から写真で内装・外装を確認することも可能ですが、VUCの会員様が出品してくださった車なので、できるだけ詳細な情報を買い手に伝え、高い価格で売却できるようにしたいと考えています。

オークネット社 Acting General Manager 関根様

そのために導入したのが、360°カメラを使って内装を撮影し、「360°スワイプ動画」をサイトに掲載するという手法です。こうすると、買い手はサイト上の画像をスワイプしたり、拡大・縮小したりしながら内装を確認することができます。内装のきれいさはもちろん、傷の位置などもしっかり把握できるので、「傷あり」と文字で説明したり、傷がついた部分の写真をただ見せたりするより、買い手が適切な価格を設定してくれるというメリットがあるんですよ。

現在、動画をどのように制作しているのか、教えてください。

山村様:

グループ内には、専門の撮影スタッフは在籍していません。動画の撮影も各VUCに勤務している社員に撮影してもらっています。

中には57、58歳の社員もいるのですが、CRI・ミドルウェアさんから教えていただいたように、三脚を立ててボタンを押し、タイマーを使ってどんどん撮影しています。なので、「撮影が難しい!」という声は聞きません。皆、普段のデータ入力業務をこなしながら、撮影からシステムのログイン、データのダウンロード、中古車一台一台のURLの貼り付けまでこなしています。

JBTV社 統括マネージャー 山村様

撮影時には、どのような工夫をしていますか?

関根様:

CRI LiveActには「オートルミナンスアジャスト」という機能がついていて、暗い所でカメラを回すと自動的に動画を明るくすることができます。外で撮影していると、時間帯によって明るさが急に変わったりするので、この機能はとても重宝しているんですよ。でも、「光が入って明るくなり過ぎる」というときもあって……。そんなときは、フロントガラスにサンシェードなどを置いて光の加減を調整する、といった工夫をしています。

皆撮影のプロというわけではありませんが、CRI LiveActの機能をフル活用して、会員様が出品してくれた車に適切な価格がつくよう、さまざまな努力をしています。

360°カメラを導入 出品者と買い手双方に メリットがある撮影が可能に

CRI LiveActを使う前は、どのような課題がありましたか?

関根様:

これまでのVUCでは、出品車の詳細データを掲載する際は静止画を30枚程度添付していました。しかしこの場合、中のシートにシミがあったりすると、シミの写真をパシャッと撮り、出品票に「シートシミ」と書くことくらいしかできなかったんです。そうなると、よほどうまく撮らない限りシミがシートのどの部分にあるかわからなかったり、実際に見たときどのくらい目立つかわからなかったり……。買い手にとっても目当ての車の詳細がよくわからず、出品側にとってもせっかく入れた車を正当に評価されない、といったデメリットがありました。

実際にCRI LiveActを使用して、どのような効果がありましたか?

関根様:

従来の静止画では、天板の焦げやフロントシートの皺など、「内装全体」の状態を一枚一枚撮影することには限界がありました。しかし、CRI LiveActの360°カメラを導入することで、内装をぐるりと撮影することが可能に。出品された車のページから「360°カメラはこちら」をタップしていただくことで、画像をスワイプしながら内装全体を確認することができます。そうすると買い手は傷や皺の場所を把握しやすくなるうえ、「皺って書いてあるけどそんなに目立たないな」という判断もできるようになるんです。

また、外国人バイヤーの注目度が高かったという点も効果のひとつです。これまで、内装について「シートシミ少」と書いても外国人の方は読むことが難しいという問題がありました。しかし、CRI LiveActを導入したことで、画像をスワイプするだけで内装状態を把握できるように。最近では500~600万円する新古車を落札する外国人バイヤーもいるので、外国人の方にも見やすいつくりにしていきたいです。

VUCでは将来的に、CRI LiveActでどのような動画を撮影していきたいですか?

山村様:

内装だけでなく、外装の360°撮影にもチャレンジしたいと考えています。 内装であれば車内に三脚を立てて撮影できますが、外装を撮影する場合、通常、ターンテーブルに車を乗せて、それを回しながら撮影する必要があります。最近では撮影用のドリーに長い棒を差し込んで、そこにカメラをつけて車の周りをぐるっと一周するという方法もあるらしいので、低コストな機材で撮影することも可能になっています。

関根様:

内装同様、外装においても「ここに傷がある」と買い手に把握してもらうことは非常に重要です。たとえばドアパネルにある中くらいの傷のことを、専門用語で「Aの2」と表現するのですが、同じ「Aの2」でも、その傷がどこにあるかで車の見え方がまったく変わってきます。ドアノブあたりにある「Aの2」の傷なら「目立つから直したい」というふうになりますが、足元に「Aの2」レベルの傷があれば「目立たないから修理しなくていい」となるんです。

修理が必要か、必要でないかという問題は車の売却価格に大きく影響してきます。「Aの2」という文字情報だけでは、ここまで緻密な確認はできませんが、360°カメラを使えば画像をスワイプするだけでそれができてしまう。なので、将来的には外装の撮影にもCRI LiveActをフル活用していきたいです。

タイムライン再生で コンシューマー向けの アプローチを目指す

CRI LiveActについて「こういうところを改善してもらいたい」という点はありますか?

関根様:

動画を撮影してCRI LiveActのシステムにアップロードすると、URLが作成されますよね。自社サイトに動画を掲載するには、そのURLを貼るだけでOKなので、こうした“ブログ感覚”の手軽さもCRI LiveActの魅力と言えます。 でも、オークネットのシステムだと、そのURLが長過ぎて取り込めないことがあるんです(笑)。そのため、多くの場合はURLを短縮する作業が発生します。VUCでは何百台もの車を撮影することもあるので、URL短縮の手間が省けたらもっと効率よく作業を進められると思うんです。なので、もっと短いURLを作成してもらえるとうれしいですね。

今後の展望について教えてください。

山村様:

オークネットグループでは、中古車以外にもバイクやブランド品、デジタル機器などのオークション流通支援も行っています。そうした「車以外」の分野、とくにファッション向けの分野では、FacebookやInstagram、TikTokなどSNSアプリで見られるような、動画の「タイムライン再生」を行いたいです。

タイムライン再生は、自前のアプリじゃないと実現できないことがほとんどでした。でも、CRI LiveActを使えば自社サイトでそれができる。CRI LiveActを活用して、ファッション雑誌のWebサイトみたいに、かっこよくておしゃれなサイトをつくっていきたいですね。最終的には、タイムライン再生を活用することで、コンシューマー向けのアプローチも目指しています。

もちろん、中古車同様360°カメラもブランド品オークションの分野でフル活用していきたいです。中古の高級腕時計などが出品されている場合、買い手としては「傷や曇りをしっかり確認したい」という考えがあります。サイトにある商品の詳細ページを開けば、360°スワイプ動画から傷がついている位置を正確に把握可能です。CRI LiveActの技術なら4Kの動画を圧縮する必要がなく、高画質のまま載せることもできるので、出品者にとっても「出品したブランド品の情報を正確に伝えられる」という点で大きなメリットがあるのではないでしょうか。

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